万年筆の使い方とは

万年筆の使い方を知らない人も多いと思います。 ボールペンなどと違って、最初にインクの準備をしなくてはいけなかったり、 手入れも面倒ではないかと思っている人も多いと思います。 最近、万年筆を使っている人もめっきり減ってきましたからね。ここでは万年筆の使い方をご紹介しましょう。

スポンサードリンク
スポンサードリンク

吸入式の万年筆の使い方

先ほど、インクの準備をしなくてはならない言いましたが、 実際には最近の万年筆はインクカートリッジ式のものが主流になってきています。 この場合、ボールペンの芯を交換するのと同じ程度の手間でインクが補充できますので、 万年筆だからといって特に緊張する必要はありません。 インクカートリッジを取り付けたら、本体を元通りねじってはめます。
高級な万年筆だと、吸入式といってポンプのような仕組みでインク瓶からインクを吸い上げるような仕組みで インクを補充します。ちょっと面倒くさいですが、これだとペン先のインクを逆に本体内のインクボトルに 戻すことができ、ペン先が詰まるということが防げますので、万年筆にとってはこちらのほうが優しいといえます。 吸入式の万年筆の使い方は思ったほど難しいものではないので、実際に使ってみてください。

ニブの部分を上向きにして使う

さて、実際に紙に文字を書くときの万年筆の使い方ですが、万年筆はボールペンのようにどこから見ても 同じ形ではありませんよね。ペン先の部分を見ると、金属製の部分と、その裏側の部分がありますよね。 金属製のペン先部分はニブとも呼ばれます。高級なものでは18金、14金が多く使われていますが、 安価なものはステンレスでできています。このペン先はどちらをどのような向きで使えばよいのでしょうか。
正解は、ニブの部分を表側、つまり上向きにして使うのが正しいのです。 なんとなくインクがドバっと出そうな感じがするのか、逆側、つまりニブの部分を書く紙側に向けて 使う人もいますが、これは間違っています。また、どちらでもない、横の方向で使う人もいますが、 これもペン先にヘンなクセがつきますのでよくありません。
ニブを上に向けて、ボールペンよりは若干寝かせた状態で、弱い筆圧で書くのが正しい万年筆の使い方です。 ボールペンのように、ある程度の筆圧がないとインクが出てこないペンと違って、 万年筆は基本的に紙の上を滑らすだけでどんどんインクが出てきますので、筆圧はあまり必要ありません。 逆に筆圧を強くするとペン先が痛みますし、複写式の用紙など筆圧が必要な書き物には万年筆は向きません。 ボールペンを使いましょう。

カートリッジ交換

書き終わったらできる限り早めにキャップをします。すぐに乾くということはありませんが、 5分も10分もほったらかしておけば、ペン先のインクが乾いて書けなくなります。
あと、普段のお手入れですが、基本的にはペン先のインクが固まるのが万年筆の弱点ですので、 それを防ぐためのお手入れをすることになります。といっても特別なことはなく、 毎日少しずつでもよいので何かを書くことです。それだけで万年筆のペン先が乾くということが防げます。
また、カートリッジ交換の時には、一度ペン先のインクを抜ききってしまう意味で、 ぬるま湯で何度かすすいでやるのがよいでしょう。 本格的にインクが乾いてしまった場合は、眼鏡などと同じように超音波による洗浄でクリーニングします。 これは専門の文房具店に持って行ってやってもらったほうが良いかもしれませんね。

万年筆の使い方について