万年筆の修理とは

万年筆の修理について調べてみました。万年筆というのは文字通り、インクさえ補充すれば半永久的に使えると いうことで、現代でも愛用者の多い筆記用具の一つです。万年筆の仕組みには、吸入式とカートリッジ式のものが あります。それぞれが、吸入機構やペン先のトラブルなど万年筆の修理が必要なこともあります。 そんな場合のメンテナンスについて紹介します。

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吸入式と呼ばれる方法

つかっているうちに自分のクセに馴染んでくるとか、軽い筆圧でも十分な書き心地というのは つかったものでないと分からないけれど、一度使うと手放せないという人もいます。 ただし、万年筆というのは、知らない人が考えているよりも複雑な構造をしていますので、 最近のメンテナンスフリーのものを除けば、定期的な手入れが必要な、ある意味、面倒くさい筆記用具ということも いえるでしょう。
万年筆の仕組みとして、インクを補充する方法に大きな違いがあります。 古い万年筆や、新しいものでも比較的高価なものについては、吸入式と呼ばれる方法でインクを補充します。 本体についているピストン部分を操作することで、ポンプ式にインクをインク瓶から吸い上げる方式のものが 多いようですが、この方式は一度に大量のインクを本体に送り込むことができることと、 インクの種類を問わないのでコストパフォーマンスがよいということが上げられます。

カートリッジ式の万年筆

この吸入式に変わるものとして、カートリッジ式の万年筆というのも出てきています。 これはパソコンのインクジェットプリンタのように、インクがカートリッジに収められた状態で販売されていて、 インクが切れたらカートリッジを交換することでインクを補充します。 インクの補充が簡単な反面、カートリッジの値段が高く、他社製のものが使えないということもあって、 コストパフォーマンスはあまりよくありません。
これだけ見ると、吸入式のほうがよさそうな感じですが、吸入式の一番のデメリットとして、 吸入機構が壊れやすいということがあります。ポンプを使って本体のインク溜め内部の気圧を低くして 吸い上げるという方法を取るため、どこかが劣化してしまうことで空気が漏れたりすれば、 吸い上げができなくなります。 本体と吸い上げ機構が一体化しているため、この部分が故障すれば万年筆の修理が必要になってきます。

ペン先のトラブル

また、インク補充の方式に関わらず、ペン先のトラブルというのも多いものです。 その多くは、万年筆の使用頻度が低いために、ペン先でインクが固まってしまうといったものが多いようです。 万年筆は毎日使い続けてこそ書き味が持続し、またペン先のメンテナンスにもなっているのですね。 こういったトラブルの場合、吸入式の万年筆ならとりあえずインクを補充することで固まったインクが洗浄され、 万年筆の修理に出さずに済むことがありますので、軽いトラブルなら試してみる価値はあります。
重症の場合は、音波による洗浄で万年筆修理を行ったり、ペン先の交換をしないと不可能な場合もあります。 いずれにせよ、プロに依頼するのが一番です。 万年筆を修理して使い続ける。こういったものを大切にすることが、最近では減ってきているのかもしれませんが、 その点からしてみても、エコロジーな筆記用具であると言えるかも知れませんね。

万年筆の修理